Q11 硫酸アルマイト皮膜とシュウ酸アルマイト皮膜での皮膜のクラックは差がありますか? シュウ酸アルマイト処理を行っている会社が見つからず困っています。
一般的に硫酸アルマイトは約 100℃、シュウ酸アルマイトは 180℃以上の高温下でクラックが発生します。 シュウ酸アルマイトは弊社で取り扱っています。弊社では硫酸アルマイト後にシルク印刷を行ってもクラッ クしない処理の実績も御座います。 また、弊社の耐熱アルマイト「TAF...
Q10 アルマイト皮膜を絶縁膜として使用したいのですが、耐電圧はどのくらいでしょうか?
東栄電化工業のアルマイト(TAF TR)では、50μm で 2~2.5kV 程度になります。 #QA #アルマイト #耐電圧 #絶縁性 #バリヤー #電位 #絶縁膜 #絶縁 #絶縁破壊 #クラック #素地 #電気
Q9 耐酸性・耐アルカリ性に優れるアルマイト皮膜はなんでしょうか?
アルマイト皮膜は多孔質であるため封孔処理を行いますが、封孔処理の仕方で耐食性が変化します。 封孔処 理をしっかりと行うには、時間がかかるため、手短に終わらせてしまう業者もあるようです。 また、一般に 硫酸アルマイトよりもシュウ酸アルマイトのほうが耐食性に優れています。...
Q8 アルマイトの硬さはどのくらいでしょうか?
一般のアルマイトであればマイクロビッカース硬さで、200HV~300HV です。 硬質アルマイトになると 350HV~450HV 程度です。 東栄電化工業では、500HV 以上の超硬質アルマイト処理「TAF TR」が可能です。また、...
Q7 アルマイトの耐熱温度は何℃くらいでしょうか?
一般的に硫酸アルマイトは約 100℃、シュウ酸アルマイトは 180℃以上の高温下でクラックが発生します。 また、有機染料で着色した皮膜は 150℃以上の環境で長時間放置すると脱色してしまいます。 しかし、東栄電化工業 のTAF TRという耐熱アルマイトは...
Q6 シュウ酸アルマイトとは?
電気分解時にシュウ酸を用いるアルマイトです。 硫酸アルマイト皮膜よりも硬くて面精度が良く、摺動性が 優れます。耐食性にも優れています。 #QA #アルマイト #耐食性 #摺動性 #硬さ #硬質 #電気分解 #陽極酸化 #シュウ酸 #反応 #方法 #機構 #アノード酸化...
Q5 硫酸アルマイトとは?
電気分解時に硫酸を用いるアルマイトです。 幅広い材質のアルミニウム合金に処理可能な、最も一般的なア ルマイトです。 皮膜の透明度が高く、染色性が良好なため、鮮やかなカラーアルマイトが可能です。 #QA #アルマイト #電気分解 #陽極酸化 #硫酸 #表面処理 #方法...
Q4 アルマイト皮膜は絶縁体だそうですが、なぜ陽極酸化処理で皮膜が成長するのでしょうか? (皮膜が生成したのに電気が流れ、成長し続けるのでしょうか?)
アルマイト皮膜の成長はアルミニウム-皮膜間(微細孔の底)の化学反応によって進行するためです。 めっき は皮膜の外側に金属が析出していくのに対し、アルマイトは皮膜の微細孔の底で皮膜が生成し、素材に浸透 しながら成長します。...
Q3 アルマイトとめっきの違いは何ですか?
めっきは陰極で処理するのに対し、アルマイトは陽極で処理します。 また、めっきは、処理液中の金属を析出させることで皮膜を成長させますが、アルマイトは母材であるアルミニウムが酸化することで皮膜になります。 #アルマイト #QA #めっき #陽極酸化 #反応 #アノード酸化...
Q2 陽極酸化とは?
アルマイト皮膜は硬く、耐食性、放熱性、意匠性に優れます。